幻想水滸伝について。(その5)
幻想水滸伝4(2004年発売/PS2)
このレビューを書きたいが為に並み居る積ゲーを押しのけてプレイした「幻想水滸伝4」(笑)。
先日1周クリアしたので、やっとレビューが書けます。
プレイし終わったばかりなので、まだ考えがまとまってないところもありますが、私なりにレビューしていきたいと思います。
このゲームの舞台は群島諸国という幻想水滸伝(1)で舞台になった赤月帝国の南に位置する小さくて田舎な島国です。
その国とクールーク皇国という国との争いが主なシナリオとなっています。
時代設定も幻想水滸伝(1)の150年前という設定なので、シリーズ通して一番独立色の強い世界観となっています。
(でもジーンとビッキーとレックナートは当たり前のごとく出ます(笑)。ついでに幻想水滸伝(1)では悲劇的な最後を遂げたあのキャラが(かなり強力な)仲間として登場するので幻想水滸伝(1)が好きだった人には結構喜ばれています。)
このゲームで登場する真の紋章は「罰の紋章」という代物で、宿主の生命力を喰らって一国を滅ぼすほど強力な魔法を放ち、なおかつ宿主の生命力を喰らい尽くすと近くの人間に無差別に寄生するという、幻水史上最も呪われている紋章といっても過言ではありません。
そんな呪われた紋章をとある経緯で身に宿した少年が主人公となって物語は進行していきます。
呪われた紋章を受け継ぎ、冤罪で流刑され、流れ着いた王国で仲間集めを始め、クールーク皇国にその王国を占領されたらその王国が密かに建造してた巨大船で脱出し、その巨大船を本拠地として群島諸国中を回り仲間を集めていくのです。
そして度々登場する主人公の幼馴染・・・・・・はっきり言ってその幼馴染はヘタレなのですが(笑)そのヘタレをいかに許して、そして最後に仲間にした時はちょっとした感動ものです。
幻想水滸伝4のシナリオはそんな主人公と幼馴染の人間ドラマでもあるのです。
その他の登場キャラクターには国王・海賊の美人女頭領・追放された赤月帝国の名軍師はたまた人魚やネコボルトという猫型亜人種も登場して賑やかです。
ただこのゲームも美形男性キャラクターはそれなりにいる事はいるのですが、今作も女性キャラクターの活躍が目立ってしまい、もうこのゲームは女性向けゲームと呼べなくなるじゃないかと思うほど美形男性キャラクターの活躍が少なくなってしまいました。
システム面で一番大きな変更といったらやはり1パーティーに加えられる戦闘キャラクターの人数が6人から4人に減ってしまったのではないのでしょうか。
正直、賛否両論ありますが、私は残念な変更に思えます。
やはり幻想水滸伝シリーズといったらその無闇とも言えるキャラクターの人数です。
できるだけいっぱい戦闘キャラクターを起用したいというのが私の心情です。
やっぱり戦闘キャラクターは6人の方がいいと思います。
実際4人だと通常攻撃も魔法攻撃も両方こなせるキャラクターで固めていかないと先に進むのが難しいように思えます。
通常戦闘特化型キャラクターや魔法攻撃特化型キャラクターは正直4人パーティーだと使いづらかったです。
この点が実に残念でした。
他に主なシステムとしては合成魔法が復活した点でしょうか。
上位紋章が手に入る終盤でもなかなか使えて便利だったです。
(逆に火の紋章が今回は弱くて残念。)
またインターフェイス面ではワールドマップでの船の操縦が難しく、またエンカウントも全体的に多めだったので、その辺にストレスが溜まる人が多かったように思われます。
私も序盤の船の操縦はほとんど拷問のような感じで、プレイしててストレスが溜まってしまい「なんでこんな面倒くさいことしてまでゲーム進めてるのだろう・・・・・・。」と思わず思ってしまいました。
総評とすれば前作が私がクリアするのに150時間ほどかかったのに対し、今作が50時間ほどでクリアできたので、全体的にダウンサイジングしてるかのように思われます。
前作がお気に入りで生き残った幻水ファンも今作のシナリオ・システム面でのボリュームダウンにがっかりしちゃった人も少なくなかったんじゃないかと思います。
裏を返せば女性キャラクターの活躍が目立ち、コンバートもない今作は小難しいシステムも少なく幻水をやった事が無い人でもすんなり入れるんじゃないかと思います。
「幻水に興味あるんだけどなぁ・・・・・・。」と思う方は4からやっても十分楽しめますよ。
さぁ、これを機に皆さんも幻想水滸伝の世界に飛び込んでみませんか?
今ならベスト版が2800円ほどで手に入ります。
このレビューを書きたいが為に並み居る積ゲーを押しのけてプレイした「幻想水滸伝4」(笑)。
先日1周クリアしたので、やっとレビューが書けます。
プレイし終わったばかりなので、まだ考えがまとまってないところもありますが、私なりにレビューしていきたいと思います。
このゲームの舞台は群島諸国という幻想水滸伝(1)で舞台になった赤月帝国の南に位置する小さくて田舎な島国です。
その国とクールーク皇国という国との争いが主なシナリオとなっています。
時代設定も幻想水滸伝(1)の150年前という設定なので、シリーズ通して一番独立色の強い世界観となっています。
(でもジーンとビッキーとレックナートは当たり前のごとく出ます(笑)。ついでに幻想水滸伝(1)では悲劇的な最後を遂げたあのキャラが(かなり強力な)仲間として登場するので幻想水滸伝(1)が好きだった人には結構喜ばれています。)
このゲームで登場する真の紋章は「罰の紋章」という代物で、宿主の生命力を喰らって一国を滅ぼすほど強力な魔法を放ち、なおかつ宿主の生命力を喰らい尽くすと近くの人間に無差別に寄生するという、幻水史上最も呪われている紋章といっても過言ではありません。
そんな呪われた紋章をとある経緯で身に宿した少年が主人公となって物語は進行していきます。
呪われた紋章を受け継ぎ、冤罪で流刑され、流れ着いた王国で仲間集めを始め、クールーク皇国にその王国を占領されたらその王国が密かに建造してた巨大船で脱出し、その巨大船を本拠地として群島諸国中を回り仲間を集めていくのです。
そして度々登場する主人公の幼馴染・・・・・・はっきり言ってその幼馴染はヘタレなのですが(笑)そのヘタレをいかに許して、そして最後に仲間にした時はちょっとした感動ものです。
幻想水滸伝4のシナリオはそんな主人公と幼馴染の人間ドラマでもあるのです。
その他の登場キャラクターには国王・海賊の美人女頭領・追放された赤月帝国の名軍師はたまた人魚やネコボルトという猫型亜人種も登場して賑やかです。
ただこのゲームも美形男性キャラクターはそれなりにいる事はいるのですが、今作も女性キャラクターの活躍が目立ってしまい、もうこのゲームは女性向けゲームと呼べなくなるじゃないかと思うほど美形男性キャラクターの活躍が少なくなってしまいました。
システム面で一番大きな変更といったらやはり1パーティーに加えられる戦闘キャラクターの人数が6人から4人に減ってしまったのではないのでしょうか。
正直、賛否両論ありますが、私は残念な変更に思えます。
やはり幻想水滸伝シリーズといったらその無闇とも言えるキャラクターの人数です。
できるだけいっぱい戦闘キャラクターを起用したいというのが私の心情です。
やっぱり戦闘キャラクターは6人の方がいいと思います。
実際4人だと通常攻撃も魔法攻撃も両方こなせるキャラクターで固めていかないと先に進むのが難しいように思えます。
通常戦闘特化型キャラクターや魔法攻撃特化型キャラクターは正直4人パーティーだと使いづらかったです。
この点が実に残念でした。
他に主なシステムとしては合成魔法が復活した点でしょうか。
上位紋章が手に入る終盤でもなかなか使えて便利だったです。
(逆に火の紋章が今回は弱くて残念。)
またインターフェイス面ではワールドマップでの船の操縦が難しく、またエンカウントも全体的に多めだったので、その辺にストレスが溜まる人が多かったように思われます。
私も序盤の船の操縦はほとんど拷問のような感じで、プレイしててストレスが溜まってしまい「なんでこんな面倒くさいことしてまでゲーム進めてるのだろう・・・・・・。」と思わず思ってしまいました。
総評とすれば前作が私がクリアするのに150時間ほどかかったのに対し、今作が50時間ほどでクリアできたので、全体的にダウンサイジングしてるかのように思われます。
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裏を返せば女性キャラクターの活躍が目立ち、コンバートもない今作は小難しいシステムも少なく幻水をやった事が無い人でもすんなり入れるんじゃないかと思います。
「幻水に興味あるんだけどなぁ・・・・・・。」と思う方は4からやっても十分楽しめますよ。
さぁ、これを機に皆さんも幻想水滸伝の世界に飛び込んでみませんか?
今ならベスト版が2800円ほどで手に入ります。
by makoto_kuroda
| 2005-10-20 14:35
| 幻想水滸伝
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